Things a little bird told me

街中の鳥さんのこと、日常の出来事などを綴っています。

出会い

  

子供の頃に住んでいた家のお隣さんのガレージで、毎年ツバメが巣を作っていた。

家の前の道路を渡ったところに雑木林があってよく蛇が出没していたので、ツバメにとって子育て環境が良いかどうかはわからなかったけど、毎年やってきていた。隣のお宅は毎年それを楽しみにしていて、巣を作りやすいように、台を設置してあげていた。我家はどうもツバメにとってあまり良い物件ではなかったようで、一度、壁に土がべたっとくっついていたことを記憶してるけど、それっきり。

ツバメは身近な鳥で、それこそ毎年春になると見られる。ごく自然に、普通の日常風景の中にツバメはいた。駅で巣をかけているのも見たことがあるし、雛も見たことがある。ツバメがスイスイ飛ぶようになる頃、「ああ、春が来たな。」雛のジャージャーという鳴き声を聞く頃、「ああ、暑くなって来たな。」ぐらいの感覚しかなかった。ツバメは春にたくさんやってきて、いつの間にかいなくなる鳥、ぐらいしか思ってなかった。

それが酉年だった今年、偶然見た映像で心を奪われてしまった。2羽力を合わせて、新築の巣で一所懸命に卵を温め、孵化した瞬間、2羽揃って巣の淵に立ち、卵の殻から顔を出した我が子に声をかけ、喜んでいるような戸惑っているような表情をしているツバメ。初めて見るツバメだった。

街のツバメに会いに行った。もっともっとツバメのことが知りたい。もっともっとツバメの表情が見たい…。

 

 

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6月18日(日)午後

 

 

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お父さんツバメとお母さんツバメが2羽いる雛を1羽ずつ順番に飛行練習に連れ出していた。飛行練習から戻って来ると雛の鳴き声で賑やかになった。

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「おかあさ~ん!!!」

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1羽がお父さんツバメと飛行練習に行っている間、残された1羽は不安そう。この視線の先には…

 

「大丈夫よ。ここにいるわ」

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「すみませんが、子供が怖がるのでもう少し下がってもらえませんか?」

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お母さんツバメに怒られてしまった(>_<)