Things a little bird told me

鳥さんや自然のことを中心に綴っています。

ツバメのねぐら入り

 

春、桜が咲くころにインドネシアやフィリピン等、

遠い南の島から子育てのために海を渡ってやってくるツバメたち。 

 

夏の終わり、子育てを終えたツバメたちはやがて塒に移動し、

渡りに備えてエネルギーの補給、体力強化に努めます。

雛は巣立つと親鳥から採餌や飛翔の訓練を受け、約2週間前後で親鳥から離れ集団塒に移り、他の幼鳥と一緒に餌の虫を取るようになるそうです。

私の街では、ほとんどのツバメがお盆頃には子育てを終えて姿を消します。

  

 

 

 

今年も平城宮跡のねぐら入りを見に行ってきました。

 

8月中旬。

この日は約5万羽のツバメがねぐら入りしたそうですが、空が曇っていたため、上空のツバメが見辛く。

でも、空の色がピンク紫でとてもきれいでした。

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8月下旬。

この日は快晴でした。

約3万羽のねぐら入りでしたが、上空を飛ぶツバメがよく見えたので、前回の時よりもツバメの数が多いように感じました。f:id:chocotarou:20180901004011j:plain

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空高く、たくさんのツバメの群れが何層にも連なって、次から次へとやってきます。

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葦原の上を大きな群れでグルグル回ります。

こうすることで、オオタカなどのツバメを狙う天敵が狙いを定めにくくなるとも。

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ツバメの数に圧倒されると共に、とても幻想的な光景です。

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やがて、すっかり日が落ちた頃、ツバメは葦の葉にとまり眠りにつきます。

地上の天敵に狙われないよう、葉の上の方にとまります。

(手持ちで撮影しましたので、ブレブレです(-_-;))

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8月に入ると集団ねぐらのツバメの数は減り始めます。最初に親鳥から渡りを始め、秋の気配がすると幼鳥も渡り始めるそうです。

 

飛翔力に優れた鳥は昼間に渡るそうです。昼間に渡る場合は太陽の位置や動きを観察し、夜に渡る鳥は星の位置と動きを観察します。

 

ツバメは昼間に、1羽ずつまたは、少数の群れで渡ります。天敵に見つからないためや、ツバメそれぞれの体力が異なるためとも言われているようです。

 

海上を渡るときは、波が穏やかであれば海面すれすれを飛ぶそうです。水面効果を利用することで揚力を得て、羽ばたく回数を減らし、飛翔に要するエネルギーの消耗を抑えることができるからだと思われます。

 

 

嵐に遭ったり、体力が消耗したりで途中で命を落とす鳥たちも多いようです。

これから命がけの旅が始まります。