Things a little bird told me

鳥さんや自然のことを中心に綴っています。

ツバメのねぐら入り 平城宮跡

 

先日の台風15号で被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

早く元通りの生活に戻れますようお祈り申し上げます。

 

昨年の台風21号では、我が家は4,5日停電が続きました。

冷蔵庫の中の生鮮食品は腐り、シャワーを浴びることができないため仕事から帰ると銭湯に並び、洗濯機も使えないのでコインランドリーまで洗濯物を運んでいました💦

同じ市内に住む友人宅は停電にならず、「風呂入りに来てや~」とか、「洗濯機使っていいで~」と連絡があったり、周りの人の優しさがとても嬉しかったです。

 

 

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この夏、鳥さんとの出会いの中で一番の思い出となったのは、

何と言ってもオオルリとの出会いでした。

特にぼさおとの出会いは衝撃的でした。

ぼさおのおかげで、オオルリのことをちょっぴり知ることができました。

ぼさおにたくさん感謝です。

 

ところで、私の野鳥観察はツバメから始まりました。

ツバメに関する書物は、図書館で借りたり、ネットで調べたりして読み漁りました。

ツバメの生態などが書かれた本は他の鳥に比べると多いですが、まだまだ謎は多いようです。

 

 

春に繁殖のため、遥か南の国から故郷へ戻ってくる夏鳥たち。

8月に入ると、繁殖を終えた成鳥から順に越冬地へと渡って行きます。

人の傍で子育てをしていたツバメは、巣立つと山や川、河原など自然の多い場所へと移動し、夜になると葦原に集団でねぐらをつくり、羽を休めます。

 

 

先週、ツバメのねぐら入りを見に奈良、平城宮跡へと行ってきました。

午後5時半頃に到着しましたが、まだツバメの集団の姿は無く。

時々、葦原に1,2羽がやって来て餌を捕っている姿が見られました。

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ツバメのねぐらとなる葦原

 

上空にはチョウゲンボウが1羽。

チョウゲンボウは小鳥を狙うこともあるそうですが、

1羽のツバメに追い払われているように見え、しばらくすると姿を消しました。

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上空にチョウゲンボウがやって来ていました

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午後6時10分頃の夕陽

 

夕陽がほとんど沈みかけた頃、東の空からツバメたちが少しずつ集まり始めました。

しばらくすると、大きな集団もやって来てねぐらとなる葦原の上でグルグルと旋回を始めます。

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午後6時半、パラパラとツバメが集まり始めた

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徐々に数が増えていきます

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旋回していたツバメたちは一斉に葦原に飛び込んでいきます。

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はるか上空にはたくさんのツバメたちが次から次へと現れます。

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陽が沈んでから遅れてねぐらに到着するツバメたちもいます。

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陽が完全に沈み、ツバメたちのお喋りが済んだころ、

暗闇の中でツバメたちが葦の葉にちょこんととまっている様子が見られました。

(地元のバーダーさんの間にお邪魔して撮らせて頂きましたm(__)m)

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お時間がある方は動画も御覧になってみて下さいね♫

 

 

ツバメが到着してから、僅か数分の出来事です。

夕陽をバックに乱舞するツバメの姿は雄大で壮観です。

言葉にならないくらい美しい光景です。

 

この日ねぐら入りしたツバメの数はピーク時(7月末~8月上旬、50,000~60,000羽)から1/3ぐらいまで減っていたようですが、それでも多くのツバメたちが広い広い平城宮跡の大空を飛んでいました。

地元の方の話によると、この時期ねぐらにやって来るツバメは、ほとんど2番子(早く渡って来たツバメは2回子育てをしますが、2回目に巣立った子)とのことでした。

平城宮跡の葦は定期的に刈られているようですが、最後のツバメが旅立つまで刈らずにいるそうです。

 

これからツバメはどんどん減って行き、ねぐらに集まるツバメの集団も小さくなって行きますが、平城宮跡では9月中はまだねぐら入りが見られるそうです。

 

皆さんのお家で子育てをしていたツバメたち、通勤通学で立ち寄る駅、コンビニや商店街などで見かけたツバメたちも、この群れの中にいるかもしれません。

渡りの途中ツバメたちが立ち寄るねぐらに、お別れを言いに会いに行ってみませんか?

 

写真や動画ではこの迫力は伝わらないので、

ご興味ある方は是非一度、訪れてみて下さいね。

 

 

 昨年のねぐらの様子☟