今季、当たり年と言われているレンジャクの飛来。
今度はヒレンジャクの大群に出会うことができました。
100羽以上の大群が一斉に飛び出す姿は圧巻でした。
しばらく木の枝にとまっていたけど、
1羽がネズミモチの木へと飛び立つと100羽の集団が次々と後に続く。
食事時間は1分にも満たないぐらい。
大移動の様子をあっけにとられて見ているうちに、
あっという間に、すぐまた高い木の枝に戻って行く。
後ろ姿の羽の色。
ヒレンジャクの尾羽の先は赤い。
黒い過眼線も後頭まで達している。
しばらく木の枝で休んだ後、
大群で次は水を飲みに水場に下りていく。
水を飲み終わった順番にまた木に帰って行く。
100羽以上からなる群れの中に恐らくたった1羽、キレンジャクがいた。
ヒレンジャクの群れと一緒に行動しているけど、
自分だけ皆と違うという意識があるのか…
群れから少し離れてとまっているのを見つけた。
どこかでキレンジャクの群れとはぐれてしまったのか、
キレンジャクとヒレンジャクが集まる場所で、群れを間違えてしまったのか…
北へ帰る途中、仲間と合流できるといいね!
1羽のヒレンジャクが飛んで来て、
キレンジャクがとまっている枝の上の方にとまった。
再びネズミモチの木へ飛び出す!
実はもちろん丸飲み。
食後は木の枝でしばらく休憩して、また水場へ。
皆でゴクゴク飲んでます。
以前出会ったバーダーさんが、3、4年振りに見たと仰っていたので、
毎年必ず出会えるわけではないみたい。
出会えたのは奇跡やね。
出会いに感謝☆
📝
ヒレンジャク(緋連雀)
学名:Bombycilla japonica
英名:Japanese Waxwing
スズメ目レンジャク科。体長約18cm。キレンジャクより少し小さい。羽色はキレンジャクに似るが、黒い過眼線は後頭まで達している。尾の先端は黄色い。英名のWaxwingの由来となっている、次列風切先端部の赤い蝋状の突起はヒレンジャクには無い。
シベリア東部、中国北東部のアムール川、ウスリー川流域で繁殖し、日本へは冬鳥として全国に飛来する。西日本へ多く飛来する。(対してキレンジャクは東日本へ多く飛来する傾向にあるそう。) (※野鳥大図鑑、Wikipediaから引用)
本日も素敵な一日をお送り下さい!