お久しぶりのキセキレイさん。
落ち葉の中を歩いていたよ。
カルガモさんも落ち葉の上で。
木の実を探しているのかな?
🍂🍂🍂
まだ赤いもみじが見られた11月後半。
近くのため池にやって来ているカモさんたちに会いに行って来ました。
9月の今季初認からだいぶ数が増えていました。
大好きなハシビロガモさん。
写真はオスですが、完全な生殖羽ではない、エクリプスと生殖羽の中間のカラーです。
※エクリプスについては、後述します。
遠くから近づいて来たのは…
マガモさん。
メスさん2羽の後に隠れるように泳いでいたオスさん。
ヒドリガモさん メスはどの子?オスは???
冬にシベリア方面から越冬のために渡って来るカモさんたち。
公園の池や川などで、色とりどりのカモさんが見られるけれど、
雌雄で羽色が異なるのをご存知でしょうか?
オスのカモさんはとても美しい羽色をしていますがメスはとても地味です。
これはカモに限ったことではないのですが、鳥のオスは子孫を残すため、
メスに気に入ってもらうために、美しい羽色をしていると言われています。
対してメスは、卵を温めるため長い時間じっとしていなければならないので、
目立たない色をしている方が都合が良いと言われています。
カモの換羽は年2回。
夏から秋(非生殖羽)と秋から春(生殖羽)にかけて。
夏から秋(非生殖羽)へのオスの換羽ではメスのような地味な羽色になります。
これを、エクリプス (eclipse)と言います。
繁殖期になるとオスの羽は換羽が始まりますが、
繁殖期後半になると一気に換羽が進み、一時、飛翔に差し支えるそうです。
外敵から身を守るために、
非生殖羽ではメスと同じような目立たない羽色になると言われています。
(eclipse は、日食、月食などの意味。語源はギリシャ語で「姿を消す」という意味。)
日本に渡って来たオスのカモさんは、
秋から春への羽への換羽がスタートしている子や、
まだエクリプス状態の子など様々。
パタパタ大会、始まる
上の写真の右側のメスのようなカラーのヒドリガモさんはエクリプスオス
オスはメスよりも頭部の赤みが強く、雨覆が白いです。
※拡大👇
オスさんも、パタパタ~
別のオスさんも、パタパタ~
カモさんのオス、エクリプスオス、メスの区別は、
見ていると何となくわかって来て面白いです。
また他のカモさんでもチャレンジしてみたいと思います(^^♪
皆さまもカモさんを見かけたら、
その羽色に注目してみて下さい(^^♪
これまで何度かカモのエクリプスについて書いて来ましたが、
カモによって換羽の進み具合も異なっていたり、
エクリプス、オスの幼鳥、メスの幼鳥の羽色の違い、
カモさんはとっても奥が深いです。
間違いが無いようにもっとたくさん観察して、
いつか自分なりに纏めてみたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました!
皆さまにとって素敵な一日となりますように☆