前回からの続き。
満潮を迎え、潮が引いていくまでのあいだ
たくさんの鳥たちが近くで採餌していました。
日本国内最多の水鳥たちが飛来する
ラムサール条約に登録されている干潟にて
干潟が広がるとそれまで寝ていたシギチたちが起きてきて・・・
オオソリハシシギ
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☆オオソリハシシギの夏羽☆
オスは顔から胸、お腹にかけて赤みが強くなる。
メスはオスほど赤みを帯びない。
オスよりメスの方が少しだけ体が大きい。
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オオソリハシシギたちがこんなにたくさんいるなんて。
長いくちばしの先がほんの少し上向きに反っているオオソリハシシギ。
くちばしの基部から半分ぐらいまでは実はおしゃれなピンク色なのだけど
みんなどろんこでわからないね。
メダイチドリ
まだグレーの冬のコートを手放せない子がちょこちょこと走り回ってたり・・・
鮮やかなオレンジ色の胸元と黒いサングラスでバッチリ決めているのは
夏羽の男の子たちです。
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☆メダイチドリの夏羽☆
オスは胸元のオレンジ色が濃く鮮やかに、目元は黒くなる。
メスの胸元、目元の色はオスよりも淡色。
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会いたかったチドリさん。
メダイチドリもここではたくさんトコトコ走り回ってた。
チドリ好きな私はメダイチドリを見つけた瞬間とても嬉しくて
遠かったけれど、なんとか写真を撮ることができた。
メダイチドリもまた、IUCN(国際自然保護連合)で絶滅危惧レッドリストの上から4つめのEN、絶滅危機種に指定されているそうです。
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春の渡りの終盤に出会うことができたシギチたち。
思ってたよりも遠かったけれどいつもの海に比べたら
とんでもなくたくさんの種類の鳥たちがいたんです。
シギチにはあまり詳しくないけど
空や海の青、白い砂の上に佇む姿
広大な自然の中で過ごす鳥たちの姿に会いたくて、弾丸で行ってきた。
出会えた鳥たちの中から少しだけブログに載せてみたけど、
あとから調べているうちにレッドリストで絶滅が危惧されているような種がこんなにあるんだと驚いた。
自分の覚書き用に文字にしておいたけど
「絶滅危惧種なんだ~じゃあ見られたらラッキーなんや」と、思うか。
このままだとこれからこの子たちの未来がどうなってしまうのか、
想像してみることは人間の未来にとっても大事なことだと思う。
May, 2024 大授搦にて
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弾丸と言っておきながら
しっかり地元グルメは堪能してきた~。
充電完了!
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