Birds-✯夏の小鳥たち

エゾムシクイ

見た目では識別が難しいムシクイたち 耳をすませば… 一番の決め手は鳴き声! 混群でいること 見た目では識別が難しいムシクイたち コサメビタキとキビタキの餌場を巡る争いの傍に1羽の小鳥がやってきました。 辺りをキョロキョロ。 エゾムシクイさん。 ムシ…

秋の渡りのヒタキさん

最高気温が20℃をちょっと下回ったぐらいないのですが 寒さが苦手な私は早くもストーブを出しました。 雪国にお住まいの方に笑われそうだけど。 小学生の頃、積雪のすごく多いところに住んでいたのですが 昼休みは吹雪いていない限り外で遊ばなければならず、…

旅の途中

思い立ってふらっと見に行った彼岸花。 今年は早くに咲き始めていたのか少し枯れ始めていた。 昨年に引き続きヒガンノビを期待してみたんだけどな… 残念ながらノビタキたちには会えなかった。 空を見上げると、ぴかぴかに晴れた青空とギラギラの太陽。 「ジ…

強い気持ちで!

初めて巣の外へ飛び出したとき 初めて自分で餌を捕ることができたとき 初めて水浴びができたとき どんな気持ちだったかな? 巣の中でもじもじしながら「どうしよう?できるかな?」 挫けそうな気持ちを奮い立たせ、ごくりと唾を飲み込み 夢中で飛び出したと…

初夏の山で出会った鳥たち

梅雨の狭間。 朝起きてカーテンを開けると空が明るかったから、 「よし!行こう!」 決めたら急いで家事を片付ける。 お昼用に握ったおにぎりと水の入った水筒、おやつも忘れずに 念のためリュックの隙間に雨具も詰め込んで ずっしりと重くなったリュックを…

プロポーズ

久し振りに海へ出かけました。 暑すぎない爽やかな季節(※5月下旬頃のお話です) 途中、新緑のトンネルの中を歩くのはとても気持ち良かった。 コアジサシ 小さなプロポーズ コアジサシ 10羽ほどのコアジサシが上空から水中の魚を狙って飛んでいる姿が見られ…

コサメちゃんとプチパン

雨が降ったり止んだりで しばらく太陽の顔を見ることができない日が続いています。 それに加えて長引くコロナ禍での生活。 なんとなく調子が良くなかったり 気分が乗らなかったりという日もあります。 かれこれもう1年以上も県内から出ていない(不要不急の…

Robin

バードウオッチングを始めた時から 絶対に会いたいと思っていた鳥さんがいました。 そのうち出会えるだろうと思っていたのですが、 山へ行っても声は聴こえるのに姿を見つけられない。 今シーズンはたくさん飛来してくれて、長期滞在してくれたことと タイミ…

スイセンの花のような

あっという間に5月も半分が過ぎました。 桜の開花も早く4月に入るとあっという間に散り始めました(^^; そしてこちらは16日に梅雨入りしました。 今年最初に出会ったルリタテハが羽を開いてくれました。 オオルリのブルーに出会ったあとにルリタテハの瑠璃色…

風に乗って

学生の頃、休みの日はパラグライダーをしに山に通っていました。 空中ではパラグライダーが風を切る音と 時々、小鳥の囀りが聴こえてくるんです。 でも、辺りを見回しても飛んでいる鳥を見つけることはできませんでした。 どこかで囀っている声が風に乗って…

夏鳥飛来

今年最初に見た夏鳥はやっぱりツバメ。 3月半ばに池の上空を10羽ぐらいが飛び回っているところに出会いました。 毎年ダントツに早い帰還のツバメは置いといて。 ツバメの次にやって来るのはいつもセンダイムシクイ。 センダイムシクイと同着ぐらいに帰って来…

冬鳥さんいらっしゃい!

おはよう! すっきり晴れた休日の朝。 鳥さんに会いに♫ まず出会ったのはカラガラさんたち。 「おっはー!」 「ごはん見~っけ!」 「ほら、もみじが色付き出したよ」 今年最後に出会った夏鳥たち コサメビタキ キビタキ 冬鳥さんがやって来た ジョウビタキ …

田んぼに集う鳥さんたち

田んぼの隅っこではコスモスが咲き始めていました。 稲刈りが終わった田んぼでは ハト、ムクドリ、スズメたちが落穂を求めてやって来ました。 鳥さんたちにとっても恵みの秋。 まだ稲刈りが終わっていない田んぼの畦道で ハクセキレイさんと旅の途中に田んぼ…

たくさん会えたコサメビタキさん

この秋はコサメビタキさんによく出会いました。 春の渡りよりも秋の渡りの方がたくさん見られるのは 秋は今年生まれた子どもたちも渡るからかな。 昨年は最後に出会ったのが10月半ばぐらいだったので 今年もそろそろお別れだね。 虫を捕まえた 食事のあとは…

小さい秋

秋になるとヤマガラさんが山から下りてきた。 この日のヤマガラさんたちは貯食に大忙し。 仲間とコミュニケーションを取りながら 地面に下り、とってきた木の実を嘴で土の中に押し込むように埋めていた。 皆と一緒に作業をしてたけど、自分の埋めたものがど…

秋の渡りと柿泥棒

まだまだ青い柿 サンコウチョウ コサメビタキ キビタキ エゾムシクイ 柿泥棒 サンコウチョウ 渡りの時期によく出会うサンコウチョウさん。 エナガたちカラガラ集団が通りがかると 集団の後方をよく一緒について行っていました。 嘴の色から若鳥かな。 成鳥の…

ツバメがおしえてくれたこと

10数羽ぐらいのツバメがスイスイと水辺の上を飛んでいた。 その中には3羽の幼鳥がいる家族も含まれていて 親鳥が飛びながら空中で幼鳥に餌を与えていた。 巣立ちして数日経つと親鳥が餌を運んで来るのを電線で待っていた幼鳥たちは 餌をもらいに親鳥を追いか…

元気でね、ぼさお!

山では鳥たちの歌合戦は聴こえてこなくて、蝉の声だけが響き渡ってた。 メジロさんとコゲラさんがちょろっと姿を見せてくれたけど 夏鳥の姿は見あたらない。 苔のカーペットを歩いて行くのは誰かな? もみじの葉が色づき始めていた ぼさおがやって来ないか待…

飛ぶ!コシアカツバメさん

ハグロトンボの黒い羽がカッコ良くて好きだ コシアカツバメはツバメの仲間。 夏鳥として東南アジア方面から飛来します。 私の住む街にはツバメよりも少し遅れてやって来ているように思います。 ツバメより燕尾が長く、囀り声も異なります。 ツバメは住宅地の…

ヤマガラさん一家とサンコウチョウさん

キビタキの幼鳥さんと別れたあと「ねえねえねえ!」と ヤマガラさんの声が聞こえて来た。 立ち止まって待っていると、頭上の木の枝にヤマガラさん一家が集まってきた。 親鳥が餌を嘴でコンコンと砕いていた。 その傍で子どもたちが「早くちょうだい!早くち…

独り立ちしたキビタキ幼鳥さん

森でキビタキの幼鳥さんに会いました。 嘴はまだ黄色みが残り、羽の色は褐色。 成鳥のオスの黄色いスイセンの花のような メスの落ち着いたオリーブ色の羽とは違ってて まだふわふわな幼羽が残り、頼りなさすら感じた。 今にも親鳥がやって来て、翼をバタつか…

セキレイさんのこと

梅雨の狭間。 雨が上がった渓流沿いを歩いていると ゴロゴロした石の上でかくれんぼをしている鳥さんがいた。 虫干し中???石の間から「チラッ」 キセキレイの若鳥さん。 日向ぼっこは気持ち良かったかな? 森を歩いているとオオルリさんによく出会った。 …

オオルリとヤマガラキッズと環境保護のこと

「ぼさおはどうしてるかな?」と思い、会いにいってみた。 オオルリの声は聴こえてたけどぼさおの歌声では無かった。 初めて聴く別のオオルリの声だった。 食後の満足そうな表情! 出会った方に「ヤマユリが咲いてる」「モリアオガエルの卵がまだあるよ」 と…

目にはアオバ

紫陽花が綺麗に咲いていた。 青葉が生い茂る頃、神社の境内には綺麗な色とりどりの紫陽花もまた真っ盛り。 青葉の影からちょこんと顔を出してくれたシジュウカラの幼鳥さん。 親鳥と一緒だったけどもう自分で餌を捕れるようになったんだよって教えてくれた。…

強く、美しく、可愛い女子たち

立ち止まってウツギの花の写真を撮っていたら 綺麗なオオルリの囀りが聞こえて来た。 囀りはどんどん大きくなって来て… 捕らえた虫を枝に打ち付けて弱らせる、メスのオオルリさん 美しい囀りの主はメスのオオルリさん。 じっとこちらを見つめ、虫を咥えたま…

尾羽の短い、彼

可愛い大きな目で見つめられる 沢蟹が山の斜面側から沢に向かって目の前を横切っていた。 沢蟹ってずっと沢にいるものだと思っていたけど、雨の日は川から離れているそう。 山道を横切り、沢へと続く斜面を下りて行くのを見送る。 寿命が数年から10年ぐらい…

ツバメっ子

今年も夏鳥の先陣を切ってツバメたちが到着していた。 北西の季節風が和らぎ、追い風になる南寄りの風に乗って 渡り鳥たちは日本にやって来るそうだ。 海岸線を辿り内陸に入ると川沿いに北上してくる。 3月、川に行くと複数のツバメが上空で元気に飛び回って…

おかえり、ぼさお!

山の季節の移り変わりは少しゆっくり。 ひんやり感じる空気を吸いながら、自然を感じて歩くのは気持ちいい。 山に入るとすぐに小鳥たちの歌声が聞こえてきた。 シジュウカラさんに出会った。 夏鳥のキビタキさんたちにも出会った。 お腹の辺りまで黄色い子。…

Narcissus Flycatcher

ギリシア神話に登場する美青年、Narcissusは泉の中の美しい少年に恋をした。 その美しい少年が実は、水面に映った自分の姿だということに気付かずに。 少年に心を奪われてしまったNarcissusは泉から離れることができなくなり、 そっと少年の唇に自分の唇を重…

春の渡りのコサメビタキさん

春の渡り。 公園にも夏鳥たちが姿を見せた。 コサメビタキさんに会いました。 枝から枝へと得意のホバリングで虫を捕まえていた。 小声でぶつぶつと呟くように囁くように囀っていた。 目的地へ目指す途中、ここでちょっと一休みしながら歌の練習をしているの…