Birds-✯夏の小鳥たち

ノゴマ

山歩きの途中、カラガラの群れに遭遇した。 皆忙しく木の実などを啄んでいた。 そんな様子を立ち止まって観察していると 視界の端の方にピョンピョン飛び跳ねる鳥が映った。 冬鳥のシロハラがもうやって来てるんだと思い、レンズを向けると オスのノゴマさん…

夏鳥と冬鳥の交差点

朝晩寒くなってきて、厚手の掛布団を出しました。 寒さが苦手の私にとってこれからの季節がとても憂鬱。 入浴剤、ハーブティー、ミルクティー、ストール、ニット、鍋… 温かいキーワードが大好き。 心地よい午後のこと。 虫さんたちが活発に飛び回っていた。 …

ムシクイさん、お名前は?

ツマグロヒョウモン 目を引くオレンジの翅がひらひらと舞っている姿を この時期よく見かける。 夢中で食事中。 お願い、こっち向いて(笑) セイタカアワダチソウの花粉を体にいっぱいつけて蜜を吸う 黄色い花粉まみれ~ ◇◇◇ この日、出会えたのはムシクイさん…

コサメビタキ

コサメビタキも夏鳥です。 旅の途中、公園に立ち寄っていたところに出会いました。 キビタキさんたちの餌場争いに巻き込まれないよう 少し離れた場所で1羽ちょこんと枝にとまって 時々、得意のホバリングで虫を捕らえていました。 旅立つ前に出会えて嬉しか…

雨が止んだら

頭上で何やら騒がしい声がする。 目を凝らすとエナガの集団が1羽の鳥さんを囲んでいた。 囲まれてしまった鳥さんはサンコウチョウさん。 右下からエナガのリーダーが飛んできた 3羽のエナガに囲まれてしまったサンコウチョウさん エナガのリーダーに警戒され…

ツバメのねぐらとねぐら立ち

街中のツバメのねぐらのこと、平城宮跡のねぐら立ちのことについて。 引き続きツバメのねぐら日記になります。 街中の電線ねぐら 平城宮跡のツバメのねぐらは周辺で巣立ったツバメだけでなく 渡りの時期になると南下してくるツバメの中継地点となっているそ…

ツバメのねぐら入り

この夏の鳥さんとの一番の思い出は 始めて出会ったオオルリ、ぼさおとの出会いでした。 オオルリのことをちょっぴり知ることができました。 ぼさおにたくさん感謝です。 私の野鳥観察はツバメから始まりました。 ツバメに関する本を図書館で借りたりネットで…

尾羽のないオオルリくん

ぼさおはまだ森のどこかにいるかな? ぼさおのいた場所を歩いてみたけどオオルリの声はしなかった。 近くではシジュウカラの幼鳥さんが餌を探していた。 1羽のオオルリが遠くで囀る声が聞こえてきた。 姿を探してみると、すぐ近くの枝で小さな声でつぶやく…

夏の終わりの幼鳥さんたち

山歩きの途中、ウバユリを見つけた。 高さは1mぐらいで結構大きい。 ウバユリって、姥百合と書くんですって。 花が咲く盛夏のころに葉が枯れたり、虫に食べられたりして葉がないことが多いので 歯(葉)が無い姥に例えて名づけられたとか…。 オオルリの幼…

ぼさおがおしえてくれたこと

まだ肌寒かった4月初旬の朝。 山に入ると元気な歌声が聴こえて来た。 高い木のてっぺんで囀っていたのは、青い鳥。 その青い鳥は時々場所を移動しながら長い間、木のてっぺんで大声で囀っていた。 初めて出会ったオオルリだ。 初めて出会ったオオルリ、ぼさ…

さよなら、ぼさお!

ぼさおが縄張りにしていた場所へ行ってみる。 もしかすると、今日は会えるかもしれない。 でも、オオルリの歌声は聴こえてこなかった。 もうここにはぼさおはいないのかな? しばらく待ってみると元気な歌声が遠くから聴こえてきた。 歌声は近づいて来て頭上…

サンコウチョウに会いに

サンコウチョウに会いました。 尾羽がはみ出してしまったけど…。 ホイホイホイっとオスのサンコウチョウさんが登場 早くしないと飛んで行ってしまう!ととにかく急いでシャッターを切る また尾が入ってない(笑) サンコウチョウのオスは尾がとても長いのです…

ヤブサメ

山歩きの途中、ヤブサメの家族に出会いました。 ヤブサメはその名の通り暗い藪の中で囀っていることが多いです。 全長約10.5㎝の小さな小さな体で はるばる東南アジアから海を渡って日本にやって来ます。 会えたのは偶然。 家族で移動しているところでした。…

ぼさおは、どこへ?

7月上旬のこと。 山に入るといつも聴こえてくるぼさおの歌声が聴こえてこない。 ぼさおの縄張り場所まで行ってみる。 いつも休憩に下りてくるところで待ってみた。 でもそこにいたのはぼさおではなくオスのキビタキさんだった。 キビタキさん、ぼさおがどこ…

道の駅のツバメ2

4月、賑やかに囀っていたツバメたち。 あれから皆どうしてるのかな? 会いに行ってみると、営巣中の巣がいくつかあり 親鳥たちは忙しく餌を運んでいました。 飛ぶ練習を繰り返している家族がいました。 雨が降る中で親鳥の指示のもとに飛び出して行き しば…

夏鳥たちの時間

オオルリのペアに出会いました。 場所によって オオルリたちの鳴き声って違うんだなあと感じた。 ぼさおがいる山と他の山のオオルリの歌声が全然違って聞こえた。 ぼさおの山のオオルリたちは歌が皆少し似せているように聴こえたけど 別の山のオオルリたちは…

水浴び学習中?のキビタキさん

メスのオオルリさんに出会いました。 飛んで来て木の枝にとまりすぐ近くの小川に下りました。 岩の間に隠れるように水浴びを始めたオオルリさん。 そこへキビタキの幼鳥さんがやって来て少し離れたところから 水浴びの様子をじっと見ています。 水浴びの様子…

おやこ会議

暗い森の中。 キビタキ親子が向かい合って何やら会議中。 会話の内容までは聞き取れなかったけど キビ子がお父さんの顔をじっと見つめて何かを訴えている様子… 「もっともっとちょうだい!」 お父さんは知らんふりしてるみたいに見える(^^; 育ち盛り、食べ盛…

サンコウチョウ

ビービーという聴きなれた鳴き声が聴こえてきました。 大好きなぶさかわヤマガラさんに出会いました。 虫を捕まえたよ 「ヤマガラくん。食べないんだったらその虫、私にくれない?」 「ここの赤い実と交換しようよ♪」 「や~だよ!」 オスのサンコウチョウさ…

巣立ち後のツバメっ子 3

電線で休憩していたツバメっ子。 兄妹が同じ電線に休憩にやって来た。 昨年の8月上旬のある暑い日の午後 窓の外でツバメの賑やかな声が響いていました。 外を見るとたくさんのツバメたちが周辺を飛び回っていました。 しばらくすると1羽、また1羽と 電線に…

巣立ち後のツバメっ子 2

お父さんツバメが電線にやって来た。 翼を広げて、カッコよく電線に着地。 餌捕りの練習で疲れてしまったのか…親鳥に向かって餌の催促 電線にとまった親鳥にすかさず餌のおねだりをする雛 ん?お父さんは僕を見てくれてない??? にじり寄って更におねだり …

巣立ち後のツバメっ子

すっきり晴れた午後の空。 巣立ち後のツバメ一家に出会った。 時々電線に休憩にやって来る。 巣立って少し時間が経っているのか5羽のまるっこい幼鳥たちは 柔らかい曲線の翼をなびかせて次々にフワフワと風に向かっていった。 まだ親鳥のような素早い動きは…

巣作り中のコシアカツバメさん

コシアカツバメたちが 一生懸命に巣材を集めていました。 巣作りの合間に空中で採餌しながら上空を飛ぶ姿はカッコいい。 巣材となる泥や藁を集めます。 巣と巣材場所を何度も往復していました。 巣材を探しに下りて来たコシアカツバメ 器用に嘴を使って巣材…

サンコウチョウと天真爛漫なオオルリさん

コゲラっ子ちゃんに会いました。 近くにいる親鳥の後をずっと鳴きながらついて行ってました。 たくさんのテングチョウが飛び回っていた。 クロツグミの声が聴こえる。 残念ながら会えなかったけど 水浴びに下りて来たサンコウチョウに偶然出会うことができま…

あきらめるな、ぼさお!

4月から観察を続けているオオルリのぼさお。 2ヶ月経つけどまだパートナーに出会えていないみたい(´;ω;`) でも、最初に出会った時とは見違えるほどお腹のぼさぼさ感が無くなってきた。 4月 ずっと木の上で囀っていたけど途中休憩に下りて来たぼさお。 長旅…

小さな渡り鳥さんと紫陽花

山歩きをしていると ヤブサメの「シシシシシシシ!」という声が聞こえてくる。 この囀り声で鳴いている時は藪の中なので見つけられないことが多い。 採餌している姿を何度か見つけたことがあるけど 暗い場所を群れでちょこちょこと歩いているので見つけにく…

オオルリとササユリ

山道を登り切って汗を拭い、顔を上げると 前方左にパアッと綺麗な花が咲いているのに気づいた。 あまりの美しさに「わあ」と嬉しくなった。 堂々と立つ姿、凛とした佇まいに暫く見入ってしまった。 山を歩いているとこんな素敵な出会いがある。 自然がくれた…

コアジサシ

久し振りに海に来てみた。 コアジサシが魚を狙って空中を飛び回る。 休憩に下りて来てくれないかな?と待っていたけど 全然下りて来てくれない、ので 飛び回るコアジサシを頑張って撮る! 黒い帽子を被っているみたい。 高いところから水の中の魚を狙ってる…

クロツグミ

こちらはまだ梅雨入りの発表が無いのですが 1日の間にちょこちょこと雨は降っています。 毎日天気予報をチェックしておかないと昨日と予報が変わってた! ということがあるので毎朝出かける前にチェック。 傘がいるのかいらないのか。 晴雨兼用傘の方がいい…

決断

山歩きの途中、センダイムシクイさんに出会いました。 枝にとまって「ピヨピヨ」と鳴きながら、キョロキョロ。 その姿が仲間を探しているかのように見えました。 繁殖の時期なので、近くを通りがかった人間に警戒していたのかも… そのまますぐに立ち去る。 …