田んぼの隅っこではコスモスが咲き始めていました。
稲刈りが終わった田んぼでは
ハト、ムクドリ、スズメたちが落穂を求めてやって来ました。
鳥さんたちにとっても恵みの秋。
まだ稲刈りが終わっていない田んぼの畦道で
ハクセキレイさんと旅の途中に田んぼに立ち寄ったノビタキさん。
お互い一定の距離を保っていましたが、ノビタキさんのことが気になるのか?
ハクセキレイさんがそ~っと近づこうとしていました。
ノビタキさんが背後のハクセキレイさんを威嚇してハクセキレイさんが一歩後退。
この距離間を守って欲しいって。
もずおさんも田んぼの虫を狙っていました。
よ~く見ると稲の周りをたくさんの虫が飛んでいて
この虫を食べにたくさんのコシアカツバメたちが上空を飛び回っていました。
ツバメの数はだいぶ減りこちらでは見かけることがほとんどなくなりましたが
コシアカツバメはこの時期でも群れで見かけることがあります。
コシアカツバメは春はツバメより少し遅れて日本にやって来るので
日本を出発する時もツバメより少し遅いのかもしれません。
なんて思っていたら…
30羽近くいたコシアカツバメの中にツバメが2羽いた。
遠過ぎてはっきりしない写真だけど(-_-;)
右は尾羽が長いので成鳥、左は尾羽がまだ短く今年生まれの幼鳥みたい。
この時期成鳥がまだいるということは遅くまで子育てをしていたのかな?
幼鳥にとっては1度渡りを経験している先輩ツバメと一緒なのはきっと心強いね。
ツバメたち渡り鳥は巣立ち後すぐに南へと旅立つのではなく
長い時間飛び続けるための体力をつけたり脂肪を増やすためにたくさん食べて
渡りへの準備を始めるそうです。
途中、陸地では田んぼや自然の多い場所に立ち寄って
餌を捕ったり休憩することができますが
餌が捕れない海上の長距離移動になると体を軽くするため
飛ぶために必要な筋肉と脂肪だけを残して飛ぶのに不必要な腸等を吸収するそうです。
さよなら!元気で!
南の国へ行ってらっしゃい!