カイツブリっ子

暑い夏のある日

カイツブリの親子に出会いました。

4羽いる子どもたちは既に大きくて

親鳥の背中に乗ることはできないぐらい。

 

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4羽の子どもたちはそろそろ自立する頃なのか

親鳥の近くを一緒に泳いでいましたが

もう餌をおねだりする様子はあまり見られませんでした。

それどころか親鳥は子どもたちが近づこうとすると「甘えるな」と言わんばかりに

凄い勢いで子どもを追いかけ突き放します。

カイツブリは親鳥に餌の捕り方を教えてもらったあと

親鳥に追われるように自立を促されるそうです。

 

ところが…

 

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「ごはんちょうだあい!!!」

 

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兄妹の中で1羽だけまだまだ親鳥にべったりの子がいました。

末っ子ちゃんかな?

 

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「ねえねえおとうちゃんおとうちゃん!」

 

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「ごはんっごはんっ!」

 

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親鳥は「しょうがないなあ…」という風に甘えん坊ちゃんにだけは餌を与えていました。

お父さん、末っ子ちゃんにだけ甘くない?

そんなことを思いながら可愛い親子のやりとりを見ていると

親鳥は近づいてきた末っ子ちゃんを振り切るように

スルッと水中に潜っていきました。

「餌をとる練習をしなさい!ほらこうやって!」

と教えているように見えました。

 

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「よく見てるんだよ」

 

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頑張れ、末っ子ちゃん!

 

 

👇昨年、まだ親鳥の背中に乗っていた頃のカイツブリっ子ちゃん

 

 

 

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たくさん飛んでいたチョウトンボ。

ヒラヒラと飛ぶ姿がとっても綺麗!

 

 

 

今年は雨続きで紫陽花は近所で咲いているのを見かけたぐらい。

ほとんど枯れてしまっていたけど綺麗に咲いているものが少しだけ残ってた。

ピンクの中に小さなブルーのお花の紫陽花がとても綺麗だった。

 

 

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ツメクサの花たちは枯れかかっていた。

地面が覆われるほどの満開の頃に見たかったな。