夕陽に照らされながら羽を休めるカモたちと一緒に地元の池にやって来ていたのは
すらっとした長い足を持ち白い羽に黒い帽子がトレードマークの
美しいセイタカシギ科の鳥さんでした。
初めての出会いです。
飛来していたのは2羽。
ソリハシセイタカシギは、ヨーロッパから中央アジアで繁殖し
冬はアフリカや南アジアへ渡るそうです。
日本では稀な旅鳥or冬鳥で、単独だったり少数で飛来することがあるみたいです。
セイタカシギに似ていますが、セイタカシギは赤い足をしています。
この鳥さんの足はちょっぴり青みがかったようなグレー。
そして、和名の通り細長い嘴の先が反り上がっています。
英名は"Pied Avocet"
"Pied"はまだらとかぶちとかの模様のことでこの鳥さんの羽の模様のことを指しています。
"Avocet"はソリハシセイタカシギのこと。
ただ単にAvocetというとこのPied Avocetのことを言うようです。
ソリハシセイタカシギは世界でこの他に3種いるそうです。
採餌はとてもユニークです。
水の中で長い嘴を左右に滑らせながら餌を探していました。
全長(嘴の先から尾の長さまで)は42cmから45cm。
嘴が長いので、体だけ見るとカモさんたちより小さめ。
羽繕いするときも餌を探すときもずっと2羽寄り添っていて
仲の良い様子がとても可愛らしくいつまでも見ていたいと思いました。
素敵な出会いでした♬
今日はとっても寒い一日になりそう。
暖かくして素敵な一日を♪