夕方になると、薄暗い林に10羽程のシメさんがやって来た。
みんな一緒に木の芽をムシャムシャ食べていたけど
1羽が地面に降りると、次々と他の子たちも降りて来て
今度は地面に落ちている種子などを探し始めた。
微かに「チー」という地鳴きが聴こえてくる。
ごはんを見つけた!
土ごと嘴で拾い上げた。
冬羽のシメさんはピンク色の嘴をしているけど
夏羽になるといぶし銀の嘴に変身するんだって。
いぶし銀の君が見たいなら北海道まで行かないといけないか…。
ジャンプ!
もう一度、ジャンプ!
シメさんの羽はとても綺麗な色をしてるね。
なんだか目つきが鋭いけど、ずんぐりむっくりの体とのギャップが面白い。
雌雄の識別ポイントは、嘴基部。
オスのシメさんは嘴基部から目先にかけて黒いです。
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📝シメ(鴲、蝋嘴、比女)
学名:Coccothraustes coccothraustes 英名:Hawfinch
スズメ目アトリ科シメ属。全長約19㎝。オスは頭部、耳羽が茶褐色。後頸がグレー。目先が黒い。メスは全体的に淡色になる。日本では北海道、本州中部以北では夏鳥。冬は越冬の為、南下する。平地の落葉広葉樹林や雑木林で見られる。平安時代は比女鳥と呼ばれていた。「シー」と聞こえる鳴き声と鳥を意味する接尾語である「メ」が和名の由来となっているそう。(※Wikipedia、野鳥大図鑑等引用)
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