この春、会いたかったのは、
まだ出会ったことの無い青い鳥御三家の1種、コルリ。
昨年一瞬だけ見られた、コマドリ。
同じく昨年、偶然山歩きで薄暗い中見られた、エナガ団子だった。
外出禁止要請さえ無ければ…。
4月の週末は近くの公園を散策する程度…。
そんな中、素敵な瞬間に出会うことができた。
公園に行く度に出会えたエナガさん。
4月下旬、親鳥たちは子どもたちへの給餌に大忙しだった。


パパとママは枝から枝へ大忙し。栄養たっぷりの虫を幼鳥に与えます
エナガのアイリングは成鳥は黄色、幼鳥は赤色です。
嘴基部から目の上を通って背中まで伸びている眉斑は、
幼鳥の場合、成鳥よりも薄く、目の下の頬まで覆われています。
自分で餌を捕る子も出て来た。
エナガの家族は少しずつ場所を移動しながら採餌。
子どもたちは親鳥について行きながら、
親鳥から餌をもらったり、自分で餌を捕ったり…。
そんな中…
大変!
とろけるマシュマロのような恰好で眠り始めた1羽のエナガっ子ちゃんを置いて、
エナガ一家は皆移動してしまった。
エナガの鳴き声も聞こえなくなってしまった。
このまま誘拐されてしまったら、どうしよう…。
家族が飛んで行った方を探しに行ってみる。
だけど見つからない。
待つこと5分…10分…すると皆戻って来た。
眠っていた子も、兄妹たちに起こされてまた一緒に元気に飛び回り始めた。
皆気づいて戻って来てくれたのかな?
しばらくすると今度は、子どもたちを残して親鳥だけで出かけて行った。
「ここで大人しく待っているのよ。すぐに帰ってくるからね」
まだ少し花びらが残る桜の中を、お母さんたちは出かけて行った。
🐤🐤🐤🐤🐤🐤
待っている間、子どもたちはそれぞれ餌を捕る練習。
1羽の子が桜の実を見つめていると、他の皆も興味深々。
同じように真似をして桜の実をつつき始めました。
公園でも会える小さな小さな小鳥、エナガさん。
子どもたちの可愛い仕草に思わず顔がほころんでしまう。
to be continued…
🌂🌂🌂🌂🌂
終わりの見えない長い梅雨。
バケツをひっくり返したような降雨の時間帯もあり心配です。
各地で甚大な被害をもたらしています。
これ以上被害が広がらないよう願うばかりです。