再び、東よか干潟~四国経由で帰路につく
GWの旅行のつづき。
翌日は朝から土砂降りの雨。
佐世保を散策予定でしたが、駅でお土産を買って早めに出発することにしました。
土砂降りの中、大きな声で縄張り宣言していたスズメさん。
駅の中に巣がありました。
土砂降りの中、ダメもとで再び東よか干潟に寄ってみることにしました。
この日(5/2)の満潮時刻は、10:17。その時刻には間に合わず、11時過ぎに現地到着。
途中で雨も小降りになってきましたが、暗くて風が強く寒かったです。
こんな中、鳥を見に来ている人は誰もいませんでしたw
(※満潮時刻の2時間前に来るのがベストだったよう…)
干潟にいた鳥さんたち。
わかりにくいけど、長くて下向きに反っている嘴の鳥が、チュウシャクシギ。
越冬地のオーストラリアやニュージーランドから、繁殖地のロシア方面へ渡る途中の旅鳥さんだそうです。
顔から胸にかけて黒い鳥さん(写真奥の鳥)は、ダイゼン。
ここで越冬を終えてそろそろ北へ旅立つのかな?
顔から背中にかけて黒い鳥はミヤコドリ。こちらも旅の途中でしょうか。
茶色い背に黒っぽいお腹の鳥は、ハマシギ(遠い…)
夏羽はお腹が黒くなるそう。
日本全国では飛来数が減っていて環境省レッドリスト準絶滅危惧種らしいです。
夏はシベリアで繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア等で越冬するそうです。
日本には春と秋に立ち寄る、旅鳥。
潮がみるみる引いていく毎に皆、沖に移動していく(^_^;)
こちらも越冬で日本に来ているのでもうすぐ北へ旅立ち。
手元の資料によると、世界的に絶滅が危惧されており全世界で個体数は3,200羽(2015年)だそう。
顔が黒くてヘラのような嘴を持つ。
まるで冬の海のような写真ばかりでした~(^_^;)トホホ
たくさんの鳥たちが、この広大な干潟の大空を舞っている姿は圧巻でした。
また天気の良い時に改めて来たいと思いました。
開発による干潟の減少、人の手による乱獲等で、その数を急激に減らして行っている鳥たちにとって、この地が安堵と休息の場所であり続けることを願ってやみません。
私達の生活が豊かになればなるほど、野生動物の生活の場が失われ、私達の手で彼らを追い詰めて行っているのだということを改めて認識させられます。
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この後、途中のSAで遅い昼食をとり、
大分、佐賀関港から、愛媛、三崎港まで、フェリーで渡りました。
こちらは1時間に1本、船があります。
この後、本当は伊予市にある下灘駅に行く予定にしていましたが、干潟に寄ったので、夕方までに到着できずお預けとなりました(^_^;)
この日の宿泊は愛媛、松山だったので、ひたすら松山を目指します。到着後は爆睡でした。
翌朝は、早朝からやっている温泉へ行き、
伊予柑を買って、
松山道から徳島道を突っ走り、四国をただひたすら横断して(笑)淡路島を目指します。
途中で寄ったSAではどこもツバメさんが、抱卵中でした。
淡路島で遅い昼食をとりました。
毎年解禁になったらすぐに生しらす丼と生さわら丼を食べに来ています。
GW真っ只中なので、混んでいるだろうなとは思いながらもお昼の時間は過ぎていたので寄ってみましたが、駐車場は激込みでした…。
食後は、渋滞になる前に急いで淡路島を脱出、明石海峡大橋を渡って帰宅しました。
慌ただしい旅行になりましたが、楽しかったです(*^^*)