鳥は、美しい容姿や美しい囀り声を持つオスがメスにもてる傾向にあるそうです。
生まれた雛たちは、巣の中で父の歌声を聴いて覚え
巣立ち後も美しく囀るオスの歌を聴いて学習するのだそう。
小鳥の中には、別種の小鳥の歌や虫の声等を真似たり
自分の歌にアレンジして歌のレパートリーを増やす子もいるんですって。
キビタキもその1種。
この日出会ったキビタキのオスは
蝉の仲間のツクツクボウシの鳴き声を自分の歌の最後に取り入れていました。
ツクツクボウシの歌のエンディング「フィヨース フィヨース ジー…」の
「フィヨース」の部分を自分の歌の最後に2回入れていました(笑)
ツクツクボウシどころか蝉も鳴き始めていない時期に
彼はどこでツクツクボウシの歌を覚えたのだろう?
去年の夏、日本で覚えたのかな?
越冬地でツクツクボウシが鳴いていたのかな?
🍃🍃🍃
黄色い眉が少し薄かったキビタキさん。
まだ若いオスみたい。
小鳥の歌の中には色々な情報が詰まっているんだそう。
パートナーがいるか、どこ出身か…。
独身のオスはパートナーが見つかるまでガンガン歌うそうです。
🍃🍃🍃
この子はとにかく同じフレーズを凄い早口でずっと歌っていました。
私に見られていても全く気にせず。
素敵なパートナーに出会えるといいね!