シロチドリさんに出会いました。
小さな体でトコトコと柔らかな砂浜の上を素早く動き回り
ちょこんと砂の窪みに座りました。
シロチドリは全長約15cmのチドリ科の鳥さん。
夏に海岸等の砂地に窪みを作り卵を産みます。
孵化したその日のうちに雛は自力で歩くようになるそうです。
近年、砂浜の減少で急速に数が減少していて
絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
卵や雛はカラスや猛禽に捕食されたり
砂浜への車両の乗り入れで踏みつぶされてしまうことがあるそうです。
繁殖期、育雛中の親鳥は天敵(人、犬、カラス、猛禽)が雛や卵に近づくと
羽を広げ傷ついたふりをして卵、雛から注意を逸らし守るそうです。
結構鳥さんとの距離が遠くてもう少し近寄ってみたかったのだけど
近寄って驚かせてしまうといけないので遠くから少しだけ。
小さなシロチドリたちが安心して繁殖できる場所がこの砂浜にもあるといいのだけど。