私の住む地域でも緊急事態宣言が解除となります。
最初の緊急事態宣言時のような、街から人が消えたという状態ではなく
人が行き交う普段と変わらない日常だったので
緊急事態宣言中だったという感じがしませんでした。
ワクチン接種も始まりました。
このまま世の中が少しずつ明るい方に向いていくことを願いたいです。
久しぶりの山歩きへ
お天気も良くて今年初の山歩きを楽しみました。
日本固有種のキツツキ
最初に出会ったのはアオゲラの女の子。
ここまで近くで見られたのは初めてかもしれない。
こちらに気付いて木の裏にスルスルと隠れちゃった。
Japanese green woodpecker又は、Japanese woodpeckerという名の通り、
日本固有種。
日本にしかいないなんてなんだか不思議な感じ。
咲くまで待てないメジロちゃん
メジロちゃんが、まだ花びらが開いていない蕾の中に顔を突っ込んでた。
傍には咲いている椿の花もあったのに。
どんだけ食い意地張ってるね~ん!
トラさん
「わたくし、生まれは葛飾柴又…」ではなくて
トラツグミさんです。
名前の由来は虎のような模様をした羽色から。
山道からそんなに離れていない林の中をガサガサ動いていた。
しかも、軽快な足取りでこっちに向かって来た。
じっと待っていたのだけれど
トラさんもこちらに気付いて立ち止まりしばらくフリーズ。
そのあと「まわれ右」をして軽快な足取りで林の奥へと消えて行っちゃった。
やっと会えた!
昨シーズンも寒い中、何度か山に上がって探してた。
この日も暗い林の中を探してみると、「チッ」という地鳴き声。
アオジさんかな?
はじめましてのクロジさん!
アオジだと思ってたら、暗い林にいたのはクロジたちだった。
クロジは嘴と足だけほんのりピンク色をしていて全身は黒っぽくて
暗い林の中にいると見つけるのが大変。
メスのクロジの羽色は少しオリーブがかった褐色。
アオジのメスにそっくり。
アオジとの見分け方は腰の色なのだそう。
写真のメスのクロジさんの尾羽の基部より上の腰の部分が茶褐色。
これがクロジの決め手になるそう。
少し明るいところに来てくれないかな~と期待したけど
出て来てくれなかった。
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📝クロジ(黒鵐)
学名:Emberiza variabilis 英名:Grey Bunting
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属。体長約17㎝。漂鳥。中部以北で繁殖。西日本では主に冬鳥。
日本以外ではカムチャッカ、千島列島、サハリンのみの分布。
オスは全体的に墨色がかった灰黒色。メスはややオリーブ色みがかった褐色。
林の薄暗い場所を好んで生活する。
ホオジロ属の特徴である尾羽の両端にある白い羽は、クロジには無い。
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水辺にやって来ていた鳥さん
山歩きの予定がいつの間にか鳥見に変わっていた(笑)
山を下りている途中の水辺でカラガラさんたちが飛び回っていた。
3時のおやつの時間、小鳥たちはちょうど入浴の時間だったみたい。
背を低くしてじっと待っていたら小さな水しぶきが見えた。
カラガラの混群にキクちゃんも混ざってた。
ヤマガラさんもお風呂の時間。
オスのクロジさんもやって来た。
少しだけ明るいところに出て来てくれた。
明るいところで見える羽の色は少し暗めのダックエッグブルーに見える。
とても綺麗。
この羽色が見たかったんだ。
今日から3月。
新しい月のスタートです。
素敵な一日となりますように☆